ヘアメイク松田未来の「女を磨く美学」

女って楽しい♡vol.37 “好き”を仕事にして生きていくために必要なこと

SPECIAL HOLICS編集部 2019.4.6

ヘアメイク松田未来(まつだ・みらい)さんが、日々の暮らしの中で感じる“女磨きの美学”をテーマごとにお届け。女性の“美”に触れる機会の多い未来さんが日常的に取り入れているこだわりは、どれも“自分を大切にする”ことばかり。自身を慈しむ行為は、小さな自信を生み、女性を美しくする作用があるのです。今回のテーマは「“好き”を仕事にして生きていくために必要なこと」です。「今よりもちょっぴり自分のことを好きになれるかも......」そんなワクワクが女磨きへの原動力になるはず♡

vol.37 「“好き”を仕事にして生きていくために必要なこと」

私は本当にワガママな性格だと思う。

子どもの頃からそうだ。“好き”を選び続けて生きている。

そのかわりに、“好き”を選ぶときの度胸と根性はあると自負しているし、苦労や努力、工夫とか、そんなことは付きものであるとわきまえているつもりだ。

その先にある“好き”を掴むためなら、痛くもかゆくもない。

こう書くと、すごく強い人間のように聞こえるかもしれないが、実はそんなわけでもない。

ちょっとしたひと言で傷ついたり、落ち込んだり、泣くことだってある。

美容の世界に入ってから「仕事をしたくない日」というのを思い出せない。もちろん、うまくいかない日や出来事は山ほどあったと思う。

“好き”を仕事にするというより、好きじゃないことを仕事にできない性分なのだ。

そのかわり好きなことには全力を注ぐ。

表面だけの華やかさなんて要らない。ただ、ホンモノになりたいといつも思っている。

ゴールを見失わないよう、ときどき自分の“使命”を確認する。

私の使命。

それは、女の子を元気にすること。

少しでも自分のことを好きになって、自分らしく生きていくお手伝いをしたい。

美容師のときは、帰り際に「あ、私ってなんか良いかも」と、ちょっぴり自信が湧いて、心が踊る気持ちを感じてもらえるよう努めた。

ヘアメイクの仕事(*1)では、スタッフ全員で創り上げた写真を見る人たちに、「いいモノを見たな」と、幸せな余韻に浸ってもらえたり、そのお洋服が着たくなったり、きれいになりたいと思ったり、想像力が膨らんだり......行動力を起こすためきっかけになるように努めている。

こうして文章を書くときは、読んだあと「心が軽くなった」「何か始めたい気分!」と、これからの自分が楽しみになれるよう努めている。

仕事の内容は異なっても、伝えたいことはすべて共通している。

そこは、昔も今も1mmのズレもない。

そのためだったら、なんだってできる。

仕事はもちろんプライベートも“好き”しか選んでいないからか、自分の好みが周りに伝わりやすい。

だから、好きな仕事が向こうから寄ってくるし、好きな人たちが集まってくる。好きな情報も勝手に流れてくる。

“好き”だけで生きていくには、周りの人たちにバレるくらい、自分の“好き”に正直であることが大事なのだ。

“好き”とはいえ、仕事は仕事。

きちんとビジネスしながら、“好き”を選び続けること。それは、ただ単に“好き”を選ぶよりもずっと頭を使うし、当然ストレスだってかかる。けれど、このストレスが心地良い。生きていくには必要なストレスだってあるのだ。

“好き”を仕事にすること。

それは、自分らしい選択することの積み重ねだ。

私らしく過ごせていたら楽しいに決まっている。

そのためには自分なりのコツがいるだろう。それを自分の力で見つけながら、生きていく。


もし、自分の“好き”を仕事にしたいのに、まだできていない人がいたら、「この人にできるのなら私にもできる!」と、一歩踏み出してみて欲しいと思う。

このコラムを、あなたの栄養に。
気分を潤わせる栄養、目がシャキッと覚める栄養、優しい気持ちになる栄養etc.自分に都合の良いように、吸収してほしい。

そうやっていくうちに、“好き”を選べる体質になっていくだろう。

新しい環境でも、今いる環境でも、あなたの周りに“好き”だけを集めて、心地良く、機嫌良く、自分らしく過ごしていけますように。

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