アイドル「アンジュルム」を愛しすぎるふたりの特別対談

蒼井優×菊池亜希子が編集長!「アンジュルム」偏愛本ができるまで

SPECIAL HOLICS編集部 2019.5.24

今日5月24日、アイドルグループ・アンジュルムの“オール撮り下ろし” 単行本『アンジュルムック』が発売。その編集長を務めたのが、なんと蒼井優さんと菊池亜希子さん!  おふたりの溢れんばかりの「アンジュルム愛」をぎゅうぎゅうに詰め込んだこの本について、そしてアンジュルムの魅力について、たっぷりと語っていただきました。

「アンジュルムが好きすぎて」、本を作っちゃいました!

アイドル界のエリート集団とも言われるハロー!プロジェクトから、2009年に誕生したアイドルグループ「アンジュルム」(当時はスマイレージとして活動、2014年12月に現在のアンジュルムに改名)。結成当時からグループの大黒柱としてメンバーを支え続けたリーダー・和田彩花さんが卒業するというタイミングで、メンバー12人の“今”を真空パックして詰め込んだかのような、素晴らしいアーティストブックができあがりました。
その本を作ったのが、自他ともに認める大のアンジュルムファン・蒼井優さんと、モーニング娘。を黄金期から応援し続ける菊池亜希子さん。そしてそのダブル編集長のもとには、アートディレクターの田部井美奈さん、フォトグラファーの川島小鳥さんなど名だたるクリエイターが集結し、正直、ファンではなくとも気になる内容に!

今回は「彼女たちを知らない人もファンにしたい!」という編集長たちの全力、いや迫力すら感じる『アンジュルムック』について、蒼井さんと菊池さんへインタビュー。アンジュルムの愛らしさや儚さに、時に悶え、時に涙しながら作られた一冊への思いを語る、おふたりのノンストップトークをお届けします!

撮影現場では「オタク心と編集者目線」のせめぎあい

――『アンジュルムック』に携わることになったきっかけを教えてください。
蒼井 集英社さんとアンジュルムさん側で、リーダーの和田(彩花)さんがグループを卒業されるタイミングで何か作れないか? という話があったみたいで。それで私がアンジュルムのことを好きって話したのを覚えていてくれた編集の方が、「どうですか? 何かやりませんか?」って声をかけてくださったんです。最初は私も出るっていう話だったんですけど、アンジュルムの本を作るんだったらこの子たちだけで完結したものを作ってほしくて、そしたら私が編集長をやるしかないなと。それであっこちゃんといつもハロー!プロジェクトの話をしてるから、一緒に作りませんか?って口説いたんです(笑)。
菊池 優ちゃんとはもともとハロプロファンとして、完全なる対岸にいる彼女たちの活動をオタクの立場から応援してたので、2人とも同じ土俵に立つなんてもってのほかみたいな気持ちがあって。ハロプロが好きだっていろんな人に言うと、「じゃあ仕事できそうじゃない?」って言われるんですけど、「いやいやいや!」って。
蒼井 「そういうんじゃない!」って(笑)。
菊池 好きすぎるから、会っちゃダメな人たちなんです。変な感じになっちゃうし(笑)。でも本が出るっていうのが決まっていて、しかも優ちゃんが関わるって決定してるんだったら、とことん参加しようって心を決めて。だからオタの立場と、仕事として徹底していいものを作るっていう編集者の目線とのせめぎあいもありましたね。ちょいちょいオタクが顔を出しちゃって、「か、かわいい……」って2人でため息ついてたり(笑)。

▲こちらが完成した『アンジュルムック』!(集英社より発売中)

――内容やスタッフはどのように考えたのですか?
蒼井 全部2人で企画から立ち上げました。彼女たちに私たちの好きなクリエイターに出会ってほしいっていうのもどこかにあって。そこで起きる化学反応も見てみたかった。
菊池 いわゆるアイドルのグラビアではなくて、かといってファッションになりすぎるおしゃれな世界を作るのでもなくて、今の彼女たちの青春を切り取ることを日々妄想してたんです。「あの人にこんな感じで撮ってもらったら最高だよね」って。そういうのをすべてぶつけて、普遍的な写真を残したいって思いで考えましたね。
蒼井 12人のアンジュルムっていうのは一瞬しかないからね。
菊池 本当だよね、6月には新メンバー(2018年11月に太田遥香さん、伊勢鈴蘭さんが加入)と和田さんがいる12人でのツアーがラストで。このタイミングで作れたことは奇跡な気がしてます。

ふとした瞬間に涙しながら作りあげた一冊

――和田さんが抜けたら、グループの雰囲気やメンバー同士の関係性も変わってきますよね。
菊池 そう、グループ自体が大きく変わると思うので。今までずっと真ん中にいた和田さんがいなくなるってどんな感じなのか、想像もつかない。
蒼井 私たちファンもそうだけど、本人たちもどうなるか分からないと思うんです。だからどうしても和田さんとメンバー1人ずつで対談をしてほしくて。
菊池 1対1でね。レコーダーだけ置いて、インタビュアーは入らずに。こういう本だとメンバーの紹介としてソロでのインタビューページが入ってくると思うんですけど、あえてそれをやらず、「あやちょの部屋」(“あやちょ”は和田さんのニックネーム)って名付けて和田さんが全員の話し相手になってもらって。

▲誌面より。こちらは、蒼井優さんと菊池亜希子さんがスタイリングしたメンバーたち!

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