「翻訳できない世界のことば」に学ぶ♡気持ちの汲み方・伝え方

LIFESTYLE 2018.11.16

私たちの日常には、言葉では上手く説明できない行動や感情がたくさんありますよね。でも世界の言葉に目を向ければ、日本語にはない様々なシーンをピタッと表現してくれる言葉がいろいろあるもの。知ればきっと、アナタの世界はもっと広がっていくはず。そんな、世界中の“翻訳できない言葉”たちをご紹介していきます!

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お互いの距離がちょっと近くなる言葉たち

世界には7000以上の言語があるとも言われています。その中には、日本語にはない感情や行動をひと言で表現した言葉もたくさんあるもの。知れば、その土地の文化を身近に感じられるだけでなく、アナタの心の世界も広がっていくはず。そんな世界中の”翻訳できない言葉”を紹介するこのシリーズ。今回は気持ちの汲み方、伝え方にまつわる4つの言葉をピックアップ。『翻訳できない 世界のことば』(創元社)の訳者である前田まゆみさんの解説とともにお届けします。

1  NUNCHI(ヌンチ)/韓国語

【意味:他人の気持ちを密かに汲み取る】

出典: 『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

他人の気持ちをひそかにくみとる、こまやかな心づかい。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

最初はお隣の国、韓国の言葉から。

「誰かの表情を見て、心配なのか怒りなのか優しさなのかそれとも悲しみなのか、はっきり知るのは難しいですよね。でも一緒にいる時間を重ねて、その違いが分かるようになるもの。そんな心理を表した言葉です」(訳者・前田まゆみさん)

日本語にも「察する」「顔色を見る」など、このNUNCHIに似た言葉はいろいろありますよね。日本も韓国も、はっきり言葉にして問いたださない文化だからこそ、こういった言葉が多く生まれてきたのかもしれません。

2 MAMIHLAPINATAPAI (マミラピンアタパイ)/ヤガン語

【意味:言葉にしなくともお互いが了解していること】

同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、何も言わずにお互い了解していること。(2人とも、言葉にしたいと思っていない)

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

ヤガン語とは、かつて南アメリカ大陸の最南端部に暮らしていたヤーガン族が用いていた言語。絶滅寸前だったこの言葉は、今年、『世界ふしぎ発見』でその文化が特集されたことで話題となりました。

「日本語の“以心伝心”と似たニュアンスを持つ言葉と言えるでしょうか。綴りも読みも難しい言葉ですが、それが言葉の複雑な意味合いをいい具合に視覚化してくれていますよね」(訳者・前田まゆみさん)

遠く離れた国で、「以心伝心」と同じ意味を持つ言葉が生まれていたと思うと不思議な気持ちになりますよね。いつの時代もどこに住んでいても、人の気持ちは同じ。そんなことを感じさせてくれる素敵な言葉です。

3 SZIMPATIKUS(シンパティクシュ)/ハンガリー語

【意味:初対面で直感的にいい人だと感じること】

出典: 『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

だれかと初めて出会って、直感的にその人が良い人だと感じる時、その人はSZIMPATICUSだと表現する。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)
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HOLICS編集部

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