ワタナベ薫 心が楽になる!ネガティブな感情との3つの向き合い方

LIFESTYLE 2018.8.27

職場や友人関係、SNSなどで、怒りやねたみ、イライラした気持ちを抱えていませんか? 今回、『生きるのがラクになる ネガティブとの付き合い方』(マガジンハウス)等、著書が累計83万部を突破し、1000人規模の講演会が即完売するほどの人気を博す作家・ブロガーのワタナベ薫さんに、ネガティブな感情が生まれたときに気持ちが楽になれる方法を教えていただきました。

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ネガティブな感情との向き合い方次第で、人生は大きく好転する

出典: gettyimages

怒りやねたみ、イライラを覚えたとき、「こんな風に思う自分ってイヤだな」と思っていないでしょうか。ネガティブな感情にふたをしても解決策を見いだせず、負のスパイラルにハマっていってしまいます。

「そうなる前に、ネガティブな感情の裏側にある自分の気持ちと向き合うのがおすすめ」と、ワタナベさんはアドバイスします。

「イライラしたり、頭にきたりという“感情だけ”で終わってしまったら、そこから前に進めません。一歩踏み込んで、『私はなぜそんなにイライラするのだろう』と、自分の気持ちを深く見つめてみましょう。改善策が見えてきて、自分の成長につながります」(ワタナベ薫さん)

では具体的に、ネガティブな感情が生まれたときにどのようにしたらよいのか、その向き合い方を3つ聞きました。

1 自分のネガティブな感情を知る

出典: gettyimages

例えば、毎日顔を合わせているあの人。見るたび、話すたびにイライラしてしまうとしたら、まずはそんな「自分のネガティブな感情」を知ることから、とワタナベさんは言います。

「自分にネガティブな感情を見つけたら、『おお、私にもこんなところがあったのか』と客観的に眺めてみてください。大人な女性なら、多少ネガティブな部分があっていいと思いますし、ないとつまらない。ネガティブな部分は、その人の魅力の一部や、人間臭さでもありますから。

客観的に眺めてみたら、「あの人が私の思い通りにいかないから、私はイライラしているのかな』『あの人の私に対する言い方が怖いと思っているからかな』などと、深く考えてみてください。ネガティブな感情が生まれる理由が、少しずつ見えてきます。

そんなふうに、マイナスな気持ちを嫌うことなく、むしろ掘り起こして向き合えるようになると、人生がいい方向へと変わっていきます」(ワタナベ薫さん)

2 自分のマイナスな気持ちを認める

次に、自分がマイナスな気持ちを持ったことを、きちんと認めてあげることが大事だと言います。

「『今、私はムカッとしているんだよね』『あの人のこと、嫌いなんだよね』と、自分がマイナスな気持ちを持ったことを認めてあげてください。認めることで初めて、次の一歩を進めることができます。

自分のマイナスな気持ちを認めてあげられると、その気持ちがどんどん小さくなります。心理学では、“無意識の顕在化”と呼ぶのですが、私たちは無意識で動いていることが多いので、一度心の奥底にあるものを表に出すことが大事。頭で理解することで、マイナスな気持ちは軽くなっていきます」(ワタナベ薫さん)

3 マイナスの対極にある、プラスの気持ちを知る

出典: gettyimages

さらに、自分のマイナスな気持ちを認めてあげられると、今度は逆にプラスの気持ちに気づくことができるとワタナベさんは言います。

「『ムカムカしていたけれど、本当は私、悲しかったんだな』『私の方をちゃんと向いてほしかったんだな』『感情を一緒に共有して、話し合ってほしかったんだな』などと、気づきがあるはずです。

『それなら私は、嫌いなあの人にどんなアクションを起こそうかな』『あの人に気持ちをしっかり伝えてみようかな』などと、プラスに向かう改善策を考えることができます。

単に『ムカつく!』だけで終わってしまったら成長がありませんが、ここまで考えることができれば、自分の大きな成長につながります」(ワタナベ薫さん)

負の感情と向き合うことは、本当の自分に出会うこと

「自分のネガティブな感情に向き合うことは、本来はとても面白いことです」と、ワタナベ薫さん。

「そもそも私たちがネガティブな感情を持つのは、自分の心の奥底に持っている価値観や信念に反することが起きた時。それがわかっていれば、本当の自分を知ることができ、冷静になれて、ネガティブな感情をうまくコントロールできるようになります。

例えば、車の運転をしているときに、無理やり他の車が割り込んで来たら、頭に来ますよね。それは『譲り合いの精神を持って、交通ルールを守るものだ』と思っているからです。

日常の人間関係でもそれと同じで、ネガティブな感情が生まれたときに、イライラして眉間にシワを寄せているばかりではなく、そのネガティブな感情と向き合って、本当の自分を知る機会にしてみてください。自分自身を大切にしてあげられるようになるし、何より自分の成長の糧にできるはずです」(ワタナベ薫さん)

ネガティブな感情がわいてきたときに、プラスな気持ちになれる向き合い方を知っていれば、もう怖くありません。頭の片隅に入れておき、いざというときにぜひ活用してみてください。

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HOLICS編集部

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