ヘアメイク松田未来の「女を磨く美学」

女って楽しい♡vol.39 嘘がつけない自分との付き合い方 Part 1

SPECIAL HOLICS編集部 2019.4.20

ヘアメイク松田未来(まつだ・みらい)さんが、日々の暮らしの中で感じる“女磨きの美学”をテーマごとにお届け。女性の“美”に触れる機会の多い未来さんが日常的に取り入れているこだわりは、どれも“自分を大切にする”ことばかり。自身を慈しむ行為は、小さな自信を生み、女性を美しくする作用があるのです。今回のテーマは「嘘がつけない自分との付き合い方 Part 1」です。「今よりもちょっぴり自分のことを好きになれるかも......」そんなワクワクが女磨きへの原動力になるはず♡

vol.39 「嘘がつけない自分との付き合い方 Part 1」

私のことをよく知る人は、みんなが口を揃えて言う。

「素直な人だよね」

これは良くも悪くもあるのだ。

実は、そのことについて自意識が出てきたのは最近のこと。

“素直”という性格と長い付き合いなのは、実感がある。

自分に嘘がつけないのだ。

この連載でも繰り返し伝えてきたが、自分の気持ちに“ものすごく”正直に生きている。

心に違和感を感じると、その都度立ち止まって解決しようとする。仕事もプライベートも、穏やかに過ごしたいからだ。

気持ち良く仕事をするために、頭をひねり、良いと思う考えは提案し、正直な気持ちを伝えてきた。
それは、相手が取引先の社長や、その道の大ベテランと呼ばれる方であろうと関係なかった。

プライベートも、無理はしない。

友人にも、恋人にも、嫌だと思ったことは正直に伝える。そのかわり、嬉しいと感じたときは、側からみたら相手が恥ずかしくなるくらいに、感謝の気持ちを言葉や行動で表現をする。

みんなそこまで他人に気を配る余裕なんてないだろうから、自分が嬉しいと感じること、嫌な気分になることなど、自分の気持ちは、ある程度言葉で伝えないと、周りの人たちに伝わらないと思うし、勘違いも起こりやすい。

とはいえ、なんでも白黒つけたいわけでもない。グレーの方が良いものもある。

こんな性格だから、世渡りは下手だ。自分の心をごまかして良い顔もできないし、友だちも多くない。20代のときは、この“素直さ”が本当に嫌だった。

「感情がそのまま表に出ないよう、コントロールできる人になりたい」

そう思っていた。

でも、もし自分の気持ちを押し込めて、その場をうまくやり過ごしながら生きていたら、きっと、私は“ココ”にいなかっただろう。

“好き、嬉しい、楽しい”を、選び続けていたから、今の私がある。

昔、長年一緒にいた恋人に、「未来はマド(愛猫)よりも猫みたいだ」と言われたことがある。

“マド(*1)より猫”なのかは分からないが、猫の気持ちはよく分かる。私も、嫌なことをされたら噛み付くし、嬉しかったら喉を鳴らす。心地良いところで休むし、遊ぼうと誘われても遊びたくなかったら遊ばない。

特にひとりが好きなわけではないが、気分でないのに群れるのは好きじゃない。

そのおかげで、心から大切だと思える友人にも恵まれ、好きな仕事もできている。

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