女って楽しい♡ヘアメイク松田未来の「女を磨く美学」vol.14

SPECIAL 2018.10.27

ヘアメイク松田未来(まつだ・みらい)さんが、日々の暮らしの中で感じる“女磨きの美学”をテーマごとにお届け。女性の“美”に触れる機会の多い未来さんが日常的に取り入れているこだわりは、どれも“自分を大切にする”ことばかり。自身を慈しむ行為は、小さな自信を生み、女性を美しくする作用があるのです。第14回目のテーマは「気づきを与えてくれる“旅”こそ人生を豊かにする」です。「今よりもちょっぴり自分のことを好きになれるかも......」そんなワクワクが女磨きへの原動力になるはず♡

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vol.14「気づきを与えてくれる“旅”こそ人生を豊かにする」

20代の頃、よく旅をした。

アジア、ヨーロッパ、アメリカ、国内も。
ふたりのときもあれば、大人数だったり、ひとりのことも。

振り返ってとくに学びが大きかったのは、
女友達とのふたり旅とひとり旅。

例えばふたり旅。

1週間くらいの旅(*1)でも、
朝から晩まで、毎日一緒にいることを考えると
意外と長い時間に思える。

日常ではない。
お金も時間もかけた貴重な1週間は、
人間性がいつもより顕著にあらわれる。

ひとりではないのだから、
相手のことを思いやったり、
相手がしてくれたことに感謝したり、
そして、思うだけではなく、
伝えなければ、
気持ちいい旅にはならない。

そして、譲る気持ちも必要。

いつも友達と旅をするときは、
帰りの飛行機の中で、
お互いに、

「あなたと一緒にこの旅ができて、ほんとに良かった!」

と思えるような旅がしたいなって思って出発する。

ついあれもこれもと我がでてしまう気持ちも分かるけれど、

「一緒に行ってくれる友人がいること自体がそもそもありがたいことなのだから、
それだけで十分に幸せ」

というスタンスでいる。

そうすると、
おのずといろんなことに気づけるし、
「ありがとう」を伝えることができる。

そうすると、
優しい気持ちが伝染して、
相手もまた優しくしてくれる。

そして、
旅はとっても気持ちいいものになる。

旅の楽しみといえば、
見たことのない景色や
おいしい料理に感動したり、
旅ならではハプニングだったりするけど、

一緒に過ごす友人との間に、
優しい空気が流れていたら、
同じ景色だって、全然違って見えてくる気がする。

ひとり旅は、
現地の人と会話をすることもあるけれど、
基本的にはひとりなので、
いろいろなことを考える時間が増える。

そして、

体調が良くて良かった、
問題なく来れて良かった、
旅に行けるお金があって良かった、
旅から帰る場所があって良かった。
いろんなことのありがたさを知る。

昔、ひとり旅で屋久島に行ったことがある。

1年のうち366日(!)雨が降ると言われ、
苔が美しい山々がそびえ立つ島。

目的の縄文杉まで
片道5時間もかけて歩いて向かった。

縄文杉は、樹齢が何年だかわからない、
いわゆるパワースポットといわれている大木だ。

山を登る前、私は
「こういうのであまり感動しないんだよなぁ」

なんて思っていた。

そして案の定、
数時間歩いて大木を目の前にしても、
涙が流れるわけでもなく、
溢れんばかりの感動が湧くわけでもなく
すぐに下山した。

ただ、そこへ行く道中に、
いろいろと考える時間が与えられて、
自分の周りには感謝することがたくさんあって、
いかに恵まれているかに気づくことができた。

そう
パワースポットとは
ぱっと行って、
「ハイ、パワーもらえた!」というものではない。

いつだって、優しい気持ちで、
足るを知り、周りに感謝して、
「ありがたいなぁ」と心の底からじんわりと思っていれば、
自分の中にパワースポットは作れるのだ。

旅は、人生にとてもよく似ていると思う。

新しい経験にくわえて人間性を豊かにしてくれる。

そして、私たちを大人にしてくれる。

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HOLICS編集部

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