ヘアメイク松田未来の「女を磨く美学」

女って楽しい♡vol.36 男女問わず“人”にモテる人

SPECIAL HOLICS編集部 2019.3.30

ヘアメイク松田未来(まつだ・みらい)さんが、日々の暮らしの中で感じる“女磨きの美学”をテーマごとにお届け。女性の“美”に触れる機会の多い未来さんが日常的に取り入れているこだわりは、どれも“自分を大切にする”ことばかり。自身を慈しむ行為は、小さな自信を生み、女性を美しくする作用があるのです。今回のテーマは「男女問わず“人”にモテる人」です。「今よりもちょっぴり自分のことを好きになれるかも......」そんなワクワクが女磨きへの原動力になるはず♡

vol.36 「男女問わず“人”にモテる人」

「モテる」
という言葉に、みんなどんな印象を持っているのだろう?

異性にちやほやされる人。常に恋人が途切れない人。会社(学校)のアイドル的存在の人ーー。

ひとくちに“モテる”と言っても、人によって捉え方は異なる。

“モテる”とは上記で挙げたのようなことだけなのだろうか。

私は、“モテる”とはもっと奥深い気がするのだ。

どうせモテるなら、“誠実なモテ”がいい。

そして、自分のファン(*1)は多い方がいい。

ファンと言っても、芸能人や有名人だけの話ではない。私たちがいる一般の世界にも、ファンがたくさんいる人は実在する。

例えば、困った時に応援してくれる、協力してくれる人が多い人。

あなたにもきっとファンがいるはずだ。

思い返してみてほしい。両親、恩師、先輩後輩、友人、恋人、同僚、SNS上でーー。

「モテよう!」と意気込むと、空回りしてしまったり、はたまた周りに勘違いされてしまいがち。

ならば「自分のファンを増やそう!」と思って過ごしてみるのはどうだろう?

ファンには、性別も年齢も関係ない。

あなたのことを大切に思ってくれるその人たちは、あなたにとって必要なタイミングで、何かのきっかけに繋がる大切な言葉をくれるだろう。

過去の経験から得た貴重な考えや、親身になったアドバイスをもらえたり。

心のうちを話すことはとてもエネルギーがいる。だから、みんな誰にでも熱量を注げるほどの余裕はないはずだ。

ファンを増やすことは、人に媚びたり、八方美人になることではない。そんな薄っぺらい人にはみんな表面上の言葉しかくれないだろう。

「この人だから応援してあげたい」
「なぜかわからないけどこの人を助けたい」

そう思われるには、もちろん相性も大きく関係するが、
誠実な思考と行動、明るい表情、清潔、素直で謙虚、そして心が美しくあること。

美容室で10年以上働いていたときのこと。

デビューしたてや、なかなか売り上げが伸びない後輩にアドバイスを求められることがあった。

いつも私が伝えるのは「『この人に髪の毛を触られたい』と思われるようになること」だった。

美容室は、指名売上がはっきりとみえる。

それはお客さまから“モテる”=“ファン”ということではないだろうか。

そうやって人は人に助けられながら生きていく。

そして何よりも重要なのは、助けてもらった人には感謝の気持ちを伝えること。言葉と行動の両方で必ず。

「助けられて生きているなぁ」と日々実感できる人は、与えられた環境にきちんと感謝できている証。

そんな人は素直だし美しい。

そして、その感動が胸にある人は、自分じゃない誰かの助けに手を差し伸べることができる。

人間らしくて素敵な生き方なんだろう。

人にモテるということは、実はとってもシンプルなこと。

恋愛となると、パートナーをひとりに絞らなくてはならないが、ファンはたくさんいる方がいい。ファンがたくさんいる魅力的な女性を男性は放っておくだろうか。

可愛らしく「助けて」と、言える人には手を差し伸べたくなるもの。そこに、変なプライドなんて要らないのだ。

正々堂々とモテよう。

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