ヘアメイク松田未来の「女を磨く美学」

女って楽しい♡vol.33 カラダと向き合うことが、健やかな生涯へリンクする

SPECIAL HOLICS編集部 2019.3.9

ヘアメイク松田未来(まつだ・みらい)さんが、日々の暮らしの中で感じる“女磨きの美学”をテーマごとにお届け。女性の“美”に触れる機会の多い未来さんが日常的に取り入れているこだわりは、どれも“自分を大切にする”ことばかり。自身を慈しむ行為は、小さな自信を生み、女性を美しくする作用があるのです。今回のテーマは「カラダと向き合うことが、健やかな生涯へリンクする」です。「今よりもちょっぴり自分のことを好きになれるかも......」そんなワクワクが女磨きへの原動力になるはず♡

vol.33 「カラダと向き合うことが、健やかな生涯へとリンクする」

何十年後の私にも、今の心にも、繋がっているカラダ。

最近「カラダって素直で正直だなぁ」と、しみじみ思うことがある。

それは、カラダについて真剣に考え出したのと同時に、ボディケアのプロたちに、メンテナンスをお願いする機会を増やしたからかもしれない。

例えば、デンタルクリニックとスキンケアクリニックでは、「歯の食いしばりがありますね」と言われたと思えば、ボディトリートメントサロンとトレーニングジムでは、「肋骨が開き気味」だと指摘されたり。

それぞれ違う目的で通っているのに、改善ポイントは同じだったりするから面白い。

そんなことが続くと、普段からセルフケアに気を遣っていても、新たに気づかされることがたくさん出てきた。

先日、日本人の平均寿命が伸びているという話を聞いた。私がおばあちゃんになる頃には、100歳を超える高齢者が珍しくないそう。

できれば、自分の歯で噛んで、自分の脚で歩いて、元気でいたい。

今はまだ年齢的に若いから、“何でも自分でできる”ことが当たり前で、特別なことだと感じにくいかもしれない。けれど、私たちが100歳を迎えるときには、きっと誰もが“何でも自分でできる”状況ではないはずだ。

フィンランド(*1)では、“生涯自分の足で歩く”ということを、国を挙げて掲げていると言う。

そのため、浮腫みで歩けなくならないようにと、リンパマッサージを積極的に取り入れているらしい。しかも高齢者の場合は、フットケアのあと、ささくれがシーツなどに引っかからないように、男性には透明のトップコートを、女性には赤いペディキュアを塗ってあげることもあるそうで、「なんて素敵なんだろう!」と感動した。その他にもフットケアが充実しているだけじゃなく、住人たちのセルフケアに対する意識も高い。

ボディケアをすること、清潔を保つために歯のクリーニングに行くこと、爪を美しく整えること。
美肌や未病予防を考えながら、カラダに良い食べ物を積極的に取り入れること、「あの服を着こなしたい」と、スタイルアップのためにトレーニングをすること、恋人に幸せな気分を与えられるよう肌の保湿やケアをすること......。

「いつまでもきれいでいたい」
そう思いを込めて、日々行うボディケアが、健康寿命をのばすことにリンクする。

美しくあることを願いながら取る行動や思考が、何十年も先の自分の健康なカラダや心に繋がっているのだ。

なんてすごいエネルギーなんだろう。

そう思うと、自分を慈しむことがますます愛おしく思えてくる。

「女を楽しむ」という心持ちは、“今日の私”を美しくしてくれるだけではなく、“何十年後の私”を元気に過ごせるよう導くこと。

自分のカラダを労わることは、健康にも美容にも、そして心にもプラスの影響を与える。

「手当て」という言葉があるように、触れることで良くなることは数え切れないほどある。

それは、目で“見て触れる”ことであったり、目に見えない“気持ちに触れる”ことであったり。

優しい気持ちでカラダに触れるということは、関心を抱いていないとできない行為。

すなわち、その行為には愛がある。

今の自分を愛することが、いつまでも健やかに生きていくことに繋がっているのだ。

  • 1/2ページ
  • 1

関連記事&キーワード