女の恋の金言集「香りは相手の記憶に一生刻まれるのよ(美容研究家)」

LOVE HOLICS編集部 2019.8.29

たくさんの“恋愛で幸運をつかんだ女性たち”=HAPPY HOLICSたちが語る、恋愛で幸せになれる女の共通項。今回は “香りとの付き合い方” についてのお話です。元CAでライター・イラストレーターの栗尾モカさんがリアルに経験した香りのエピソードには学ぶべきことがたくさんありました! あのGACKTさんに会ったときのお話も。

香りは自分を印象づける大事な要素のひとつ

ある美容研究家の女性とお会いしたときに、こう話してくれました。「香りは相手の記憶に一生刻みこまれるから、きちんとブランディングしないとね。自分とその香りがイコールになってしまうから。ある香水の香りがすると貴女を思い出す、といった感じに。そう考えると、どの香りを選ぶか慎重になっちゃうわよね」と。

そんな香水のエピソードで思い出すのが、ビジュアル系アーティストとして活躍を続けるGACKTさんに初めてお会いしたときのこと。周りのスタッフの方々から「GACKTさんはシャネルのエゴイストの香りが大好きなんですよ!」とお伺いしていましたが、インタビューのために向かったビルに入った瞬間にふわ〜っとエゴイストの香りが! 「GACKTさん、すでに到着……!!(汗)」そう思いながら部屋の中に入ると、既にご本人がいらしていました。部屋はエゴイストの華やかな香りでいっぱいです。「よろしく……」そう言いながら、ギュ〜〜〜〜〜ッと強い握手。

エゴイストの香り→握手の流れはGACKTさん特有の挨拶の仕方なのだと、後からスタッフの方が教えてくれました。面会して1秒で嗅覚と触覚を直撃された私は「これぞ、ブランディング!」と思い、第一印象が希薄な自分としては、世の中には色々な形で最初の挨拶を印象づける人がいるんだなと学ばせて頂いた機会でした。それから、コスメ売り場でその香りがするとGACKTさんを反射的に思い出すようになりました。香りと人物が繋がった経験です。

皆さんは、どんな香りで自分のことを思い出して欲しいですか?

名刺にほんのちょっとだけ、自分が好きな香りをつけて渡すという方法もあります。服飾業界でお仕事をされている方から香りのする名刺を受け取ったとき、おしゃれだなと感動しました。後日、名刺整理をした際にも再びふわっと香ったことでその人を思い出し、改めて色々なアイデアを持っている人がいるんだなと関心したものです。

いつもつけている香りを相手に手渡すと……

香りと恋の話で素敵だなぁと思ったエピソードがあります。親友が「アニック グタール」というブランド香水が好きで、ずっとつけ続けています。とても優しく印象的な香り。ボトルも置いておくだけで嬉しくなってしまうほどきれいです。

彼女はいつもこの香水を首筋にちょこっとだけつけているそうなのですが、ある冬の寒い日にデートをしたとき、薄着だった彼にマフラーを貸してあげたそうなのです。帰宅した彼からメールで「いつもつけている香りがしたから、すごく幸せな気持ちで帰れたよ」と言われたそうです。なんだかとってもロマンティックですよね。

一瞬で時空を超え、心と記憶がワープする香りの効果

皆さんは、どんな香りを嗅ぐと気持ちが上がりますか? 個人的には、楽しい気分になるのはハワイを感じる香りです。ハワイに行くと、あちこちからいい香りがしますよね。ココナッツやキャラメルの香りがするサンオイルや免税店の香水、ホテルのトロピカルなルームフレグランス……。なんともメロウな気持ちになります。そんな香りを日本に持ち帰り、お部屋で使ったその瞬間にハワイの夕陽が脳内に広がり、幸せな気持ちになったりもします。香りのお土産は、旅の続きを再現してくれるものです。

クレイジーケンバンドのナンバーに「タオル」という楽曲があります。「学生時代に元町プール(年齢層が高く国際的で近隣の女子校、横浜雙葉やフェリスの生徒も遊びに来る、浜っ子の間では有名なプール)で出会った、アメリカンスクールに通うきれいな女の子が差し出してくれたタオルからメリメリ(アメリカン)な柔軟剤の香りがした」という歌詞は、ヴォーカルの横山剣さんの実話を元に書かれたそう。アメリカ製独特の柔軟剤の香りがするタオルにもふっと顔を埋めたときの安心感とフレッシュな気持ちが何十年も記憶に残り、楽曲になったということです。香りからは、素敵なドラマも生まれるものなのですね。

「昔の彼と香水」、思い出語りの女子会

以前に女同士で集まったとき、「昔使っていたコスメ」の話になりました。サンローランの口紅、クラランスのスリミングジェルに始まり、現在のコスパ優秀な高機能コスメまで。いつになく女子会が盛り上がりました。そんな中、昔の彼が使っていた香水というテーマに移ると思わず「日本酒追加!」になったほど、それぞれがエピソードを持っていました。

「タクティクス」、「エタニティ」、「プールオム」……。そんなメンズフレグランスの数々。みんなで香水の話をしていたら香り年表ができあがりました(笑)。それぞれがつきあっていた彼のつけていた香水、聴いていた音楽、好きだったブランドと全部の記憶がセットになっていて、何かの拍子に彼がつけていた香りがしたとき、まとめて一気に記憶が蘇ってきてしまう……そんな話題が尽きませんでした。

神聖な香りをお守りに。悪いことを遠ざけクリーンに

最後に、私がキュンとしてしまった香りのエピソードをご紹介させてください。インドネシアに住んでいたときのお話です。

マンガドゥアから日系のスーパー「パパイヤ」に買い物に行く途中に車内で遭遇した事件です。突然ヤシの木からココナッツの実が走行中に落ちてきて、「スパーーーーーーン!」と、銃声のような音とともにボンネットが陥没してしまいました。

次の瞬間、ドライバーさんが「珍しいね、こんなこと」と言いながら、ボンネットを心配そうになでていました。その日は午後に予定が色々とあったのですが、彼が「こういう日はキャンセルして、ゆっくり休んだ方がいいよ」と静かに言い、お互いに休むことにしたのです。

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