女の恋の金言集「辛いことがあっても大丈夫。世界はとても広いです(作家:千葉敦子さん)」

LOVE HOLICS編集部 2019.8.22

たくさんの“恋愛で幸運をつかんだ女性たち”=HAPPY HOLICSたちが語る、恋愛で幸せになれる女の共通項。今回は“自分が生きやすい場所を探す”がテーマです。元CAでライター・イラストレーターの栗尾モカさんがリアルに経験したエピソードには学ぶべきことがたくさんありました! 

辛いときに思い出すお守りのような言葉

20代の頃、恋や仕事が辛かったときに元新聞記者でジャーナリストの故・千葉敦子さんのエッセイをよく読んでいました。シャープな女性の生き方そのものである彼女のエッセイの中で一番印象に残っているのが、「辛いときには、自分がとても狭い場所にいることを思い出しましょう。世界はとても広いです」という言葉。ずっと心に残っていて、何か壁に当たってしまったときに思い出すようにしているお守りのような言葉です。

例えば、好きな人と別れてしまったときには「もう、こんな人には一生会えないわ」と思ったりしますが、この言葉を思い出すだけで切り替えようという気持ちになりました。就職試験に落ちたときも同様で「私の知っている世界なんて本当に狭い。もっと色々探してみよう」と思えたのです。

自分の存在が為替に似ていると気付いた20代

結婚に憧れを抱いていた20代のある日、丸の内に勤める男友達と彼の会社のロビーで待ち合わせをしたことがありました。大学生が憧れる企業の上位に入るその会社のロビーは広大。美しい女性たちが、輝く大理石の上をブーツでコツコツ歩き、髪をふわふわさせながら退社していきます。友人は言いました。「うちの会社さ、ホントにキレイな人が多いのよ」。聞くと、社内恋愛も多いと言います。女性も男性のサポートではなく責任ある仕事を任される会社で、まるでファッション誌のグラビアから抜け出てきたようなルックスの女性たち。そんな女性群がエレベーターからじゃんじゃん降りてきて、携帯で誰かと話しながら小走りで夜の街に消えていきます。

「は〜、ここで社内恋愛するって、凄いなぁ」と思わずつぶやいてしまうほど華のある光景でした。毎日、早朝からメイクしてブローしてスーツを着て靴を磨いて満員電車に乗り、丸の内に出勤していた姉の姿をぼんやりと思い出しました。

そんな中、私が入社を決めたのはアジアのエアラインでした。その国が発展を続けていることもあり選んだ会社でしたが、働きに来る日本人女性が少ない時期だったため私たちが入社すると男性駐在員の間で話題になったと後から聞きました(それだけ狭い世界だったのです)。そのうち、宿泊ホテルのレセプションにお花やチョコレートや手紙が届くようになりました。結局、しばらく経ってご縁があり駐在員と結婚することにもなりました。

すみません、これは決して自慢話ではありません。何が言いたかったかというと、丸の内で美女たちを傍観していた自分と、アジアの国でギフトを貰うフツーな自分は同じなのに、場所や国が違うだけで立場が変わったということなんです。為替で変動する通貨に似ています。環境を変えるだけで対人関係までもがガラッと変わることがありえるんですね。なので、不遇な時代には移動をするのもひとつの手かと思います。

きっと世界のどこかに気の合う人がいる

たとえ婚活中に自尊心を傷つけられるようなことがあったとしても、違う場所に身を置けば全く別の風が吹き始めたりします。だから、世界は広いのだといつも心に留めて、気持ちを切り替えることが大事なのではないでしょうか。きっと、世界中のいろんなスポットで貴女に優しくしてくれる人がたくさんいるはずです。

日本が大好きで、日本人よりも日本人的なアメリカ人中年(タカハシと呼んでいます)とお茶していたときに、90年代の曲が流れました。「ああ懐かしい。僕、この曲、アメリカでよく聴いてたな」「私もよく聴いてたよ」「その頃会ってたら、きっとこの曲で盛り上がってたよね」「読んでる本も一緒だったね。その頃に会いたかったね」。気が合うのに、離れた地球の上でその時期には会えていなかったタカハシのことを思うと、今こうして生活している中でも、世界のどこかに別のタカハシのような人が暮らしているかもしれないなぁと考えたりします。


「東京での婚活が辛い」「いい人いませんか?」という相談をときどき女性から受けるのですが、そのときにはシンガポールで働くことをオススメしています。というのも、シンガポールはビザの取得が以前に増して厳しくなっているので、優秀な男性が多く暮らしているのです。シンガポールで出会って結婚している日本人女性の話も頻繁に耳にします。そして、きっと東京で出会いを求めるよりも、出会う確率も高いと思います。日系の婚活会社も多く参入しています。シンガポールは婚活にいいです! この話は長くなりそうなので、また次の機会にでも……。

叶えたいことがあれば、くっきり具体的にイメージ

何かを実現したいときには、最初は想像をすることから始まりますよね。最近はスマホを見る時間を減らして、映画や本を読んで想像力を自由に解放する時間が大事だなと思っています。何かの本で「カラーで想像できるぐらい具体的に思い描けることは実現する」ということを知り、私自身もそれを実行していたのですが、ほとんどの夢が叶ってしまいました。その中には、ずっと憧れていた雲の上の人と話をする機会を得てコミュニケーションを取れるようになった、という経験があります。想像する力って凄いんだなとつくづく実感しました。誰もがその力を持っているはずで、より強くイメージを持つことのできる人は叶うのだろうなと思います。

日常にはハレとケの日があって、普段は地味な日々を過ごします。嫌なことも起こるし、いろいろ面倒なこともあります。でも、お守りの言葉「知らない世界は広いんだ」を心に留めて、新しいドアを開く素敵なチャンスがあればすぐに行動できるよういつも準備をしておきたいものですよね。「どんな人と出会いたいんだろう?」「日々の中で手放したいものってなんだろう?」いつも自問自答して、気持ちが整理されていると叶いやすいような気がします。

  • 1/2ページ
  • 1

関連記事&キーワード

この記事のキーワード