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盗撮したのは誰!?イケメン上司との「サスペンスな不倫愛」の話

LOVE HOLICSオリジナル 2017.10.12

優しくて、仕事もできるイケメン上司との道ならぬ恋。ひた隠しにして交際を続けたけれど、同僚たちの戦慄の行動により、驚くべき展開を迎えます。まるでサスペンスドラマのような手に汗握るスリリングな恋愛話、あなたの身近でも起こることかもしれません。

彼は私の面接官。入社後アシスタントとして働くことに

「当時、私は26歳で、彼はその一回り上の38歳。転職活動をしていたとき、入社試験の面接官だったのが彼でした。3対1の面接だったのですが、途中から遅れてやってきた彼を一目見て、『あ、なんか素敵な人だな』と思って。俳優の椎名桔平みたいにスーツが似合っていて、渋い感じでした。『彼にまた会いたいし、受からないかな~』と思っていたら、合格の連絡がきたんです。しかも彼はマーケティング部の部長だったんですけど、そのアシスタントとして、秘書みたいな形で働くことになりました」(製造・萌・27歳)

彼は見た目が年齢よりかなり若い感じ。結婚してないといいなと思いつつも、萌さんが現実を突きつけられたのは、入社して2、3週間後に開かれた歓迎会のときでした。

「歓迎会の席で、既婚者で子どもが2人いるという話を聞き、そこで軽いショックを受けました。それでも毎日会社に行くたび、私は相変らずキュンキュンしていたんですよね。エレベーターで一緒になってキュンとしたり、話かけられてキュンとしたり。ただ、あっちは結婚しているし、私も不倫には興味もないし、私なんてどうせ眼中にもないだろうなとは思っていたんですけど」(製造・萌・27歳)

彼のほうから「好き」と。会社にバレないようにする日々

そうこうするうちに、意外にも仕事での会話とは別に、LINEでのやりとりが1日の中でかなり増えていった2人。否応なく、萌さんは彼に惹かれていってしまいます。

「入社して1ヵ月ほど経って、部内の打ち上げがあったんです。それが終わって夜中の2時頃に家に着き、彼に『今、何をしてるんですか?』っていうLINEをふと送ってみると、彼は途中から同じ部署の違うメンバーと飲みに行っていたらしく『その帰りだよ』と返事がきました。お互い酔っていたせいもあり、そのときの流れでなぜか、彼のほうから『好き』って言ってくれたんです! 私も『好きです』って素直に返しました。その数日後に私の家に彼が来ることになって、付き合い始めたという感じです」(製造・萌・27歳)

交際を始めたとはいえ、所詮は世をしのぶ仲。当然ながら、迷いや悩みが尽きなかったと言います。

「最初は私も不倫なんて、もちろんしたくないと思っていたんです。でも、ダメだ、ダメだと思いつつも、惹かれていってしまって……。どうしよう、というのが正直な気持ちでしたね。会社にバレないように細心の注意も払っていました。平日は乗る電車もバラバラにしたり、休日に会える日も誰もいなそうな遠くまで出かけて行ったり。そして2人で会うときは、大体、お互いにマスクにメガネ。かなり怪しいカップルだったと思います(笑)」(製造・萌・27歳)

彼は週に2、3回、萌さんの家に泊まりにきて、週末は家族のいる自宅に帰っていきます。一緒にいる間は幸せでしたが、いなくなると寂しくなったといいます。

「彼は若くして結婚したそうで、今はいわゆる仮面夫婦みたいな感じだと言っていました。事務的なことしか話さないし、男女の関係も子どもが生まれてからは一切ない、と。まぁ本当かどうか分かんないですけど。付き合って3ヵ月くらい経つ頃、私の誕生日に指輪を作ってくれて、プロポーズもしてくれたんですよ。すぐに離婚は無理だけど、2、3年後にもう1回ちゃんと言うから“仮で”これをつけておいて欲しい、って。その3ヵ月後くらいに奥さんにも離婚を切り出し、了承してくれたと聞きました」(製造・萌・27歳)

上司に呼ばれ見せられたのは、私たちのデート写真だった

ちょうどその頃でした。危なっかしいけれどつかの間の幸せを感じられる日々が、音を立てて崩れ去る出来事が起こったのは……。

「渋谷で食事をして出てきたときに、同じ会社の人に写真を撮られたんです。さすがに手はつないでいなかったけど、その日はたまたまマスクとかせずに普通に歩いていて……。しかも後をつけられたらしくて、他の場所でも写真を撮られました。部長とアシスタントっていう組み合わせが、単に面白かったんじゃないでしょうか。その写真を上司がなぜか持っていて、彼が呼ばれてしまったんです。『この写真に写っているのは君だよね』って言われて、彼は何も答えられなかった、と」(製造・萌・27歳)

数日後、彼の地方支社への異動が突然決まったそう。しかも社内でも評判がすこぶる悪い業績不振の部署で、誰の目から見ても明らかに左遷でした。

「1ヵ月後、私は退社しました。彼についていき、そこで仕事を探してふたりで一から出直そう、って話もしていたので。でも、私が会社を辞めて1週間くらい後に、彼の態度が豹変したんです。離婚のことを話したらご両親が家に引きこもるくらい憔悴し、子どももふさぎがちになって、家族全員と関係がかなり悪くなった、と言われて……。環境の変化もあり、私とのケンカもすごく増えてしまいました。で、『やっぱり子どもはすごく大事だし、ちゃんと親としての責任も果たしていきたいから、君との将来は諦めなきゃいけない。別れよう』って」(製造・萌・27歳)

別れて1年くらい経ちますが、それでもまだ、萌さんは彼のことが忘れられないと言います。

「彼に悪いところはないんですよ、本当に。強いて言えば、家族がいたことくらいかな。でも、それは彼が悪いわけじゃないので。いまだに私、完全には立ち直ってないかもしれないです。会社にバレなければうまくいったのかなとか、いろいろ考えちゃいますね。今は男性との出会いの場にも行ってないし、全然そんな気にもなれなくて。結婚願望がなくなって、焦りもなくなりました。ただ私、一人娘なんですよ。だからもう少しだけ自由にさせてもらって、あとは親を安心させられるよう誰かいい人を見つけなきゃと思っています」(製造・萌・27歳)

オーソドックスな不倫の『社交辞令』に騙されないで!

不倫という世をしのぶ形ではありますが、「高校生のような純愛だった」としみじみ語る萌さんに、恋愛アドバイザー絵音さんの切れ味鋭いコメントが飛びます。

「萌さんの大切な将来のために、あえて酷なことを言います。まず、一度立ち止まってよーく考えてみてください。38歳で部長という責任ある立場でありながら、新入社員に手を出して不倫し、結果、左遷されているわけです。そこだけピックアップすると『全然ダメ』ですよね。さらに仮面夫婦だとか男女の関係は子どもができてからないとか、これは既婚男性が女性に近づくときのオーソドックスな『社交辞令』。離婚したいと奥さんに伝えたというのも、おそらく嘘。家庭はけっこううまくいっているんじゃないかな」(恋愛アドバイザー・絵音さん)

当事者が気づいていないけれど、実は非常によくある、ダメ男の王道のような話、と絵音さんは一刀両断にします。

「恋愛全般に言えることではありますが、とくに不倫に関しては、相手の既婚男性が何を言ったか、ということはすべて忘れていいと思います。つまり、行動だけ見ていればいい。実際に離婚届に判を押してきたとか、はっきりと目に見える行動があれば信じていいけれど、そうでなければ何も信じなくていいんです。この彼の場合、いろいろ別れの理由をつけているけれど、実際にはデート中の写真が社内にばらまかれたというのが決め手だったと思います。その写真を撮った人というのももしかしたら『第二の女』かもしれませんよ。犯人はまだ分からないそうですから、まさにサスペンスドラマのようですね……」

彼に対する気持ちを早く成仏させ、キュートで純真な心を持つ萌さんにふさわしい、素敵な男性に出会えることを願います!

絵音(えのん) 恋愛アドバイザー

 一般社団法人日本合コン協会会長。2000回以上の合コン経験を活かし、合コン関連のイベントや商品のプロデュース、講演活動を行う。著書は『結婚につながる恋のはじめかた』(扶桑社)など。

HOLICS編集部

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