着物、お香から和菓子まで♡京文化に触れるリアル体験レポ@京都

LIFESTYLE 2018.4.20

世界遺産となった“和食”をはじめ、伝統的な芸能や工芸、歴史ある祭、寺社仏閣の行事など、京都には長らく愛されてきた文化がたくさん! 世界から注目されている“おもてなしの心”をベースに、時代とともに育まれてきた文化は、京都の誇りでもあります。そこで、京都の築140余年の町家に暮らすライター椿屋が、おすすめの体験スポットをご紹介。奥深〜い京文化の入り口を、ちょこっと覗いてみませんか? 

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京都人が文化を受け継ぐのは、歴史に根付く「京都愛」あってこそ!

平安時代、京都に住む人々の中に育まれたのは、華やかな王朝文化と異国文化ゆえの“高いプライド”。

“生き抜く選択”を常に強いられてきた人々は、曖昧な表現や本音と建て前を使い分ける処世術を身につけたと言います。それが、千年以上の歴史の中で洗練され、控えめで上品な文化的特徴へと繋がっているのかもしれません。

ということで、今回はそんな「京都愛」に満ちた文化を、気軽に体験できる4つの体験スポットをご紹介。 京美人の、はんなりとした美しき立ち振る舞いを身につけたい人は要チェック!

1 日常にキモノ文化を取り入れるなら『西村兄妹キモノ店』

京都には日本三大祭のひとつ「祇園祭」があるからか、「ゆかたは毎年新調するもの」というのが、京都人の常識。

暦の上で春を迎えると、花冷えに震えながらも夏の装いについて考え始めます。「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、神戸の履き倒れ」とはよく言ったもの。「京都の人は衣服にお金をかける着道楽が多く、財産をなくしてしまうほど」という意味ですが、京都市の服飾支出金額は例年、全国平均を下回る程度。

ところが、着物となると話は別です。下手なものを着て笑われたくないという見栄もあり、食べるものを始末してでも衣服にお金を回すのが当たり前。そこには、一年を通して多くの祭事が行われるため、ハレとケ(日常)をはっきりと区別するために着物が欠かせないという文化があるから。

ハレの日には思い切りよく財布の紐をゆるめて、華やかな姿で臨む意識が京都には根付いているのです。

呉服店選びのポイントは「入りやすさ」

御所西に店を構える「西村兄妹キモノ店」は、呉服店に生まれ育った兄ヒロカズさんと妹のMIZUHOさんが「キモノを身近に」を合言葉に、2004年に創業。

独自の感性でキモノの新たな世界を表現し、手頃な価格設定やお手入れの簡単さで若者たちの背中を押すブランドとして注目を集めています。キモノ着用でのイベント主催や無料の着付け教室など、キモノへのハードルを下げるべくシーン&コミュニティづくりの活動にも熱心!

和服への入口、まずはゆかたから!

2011年からは、ゆかたのオーダー会も開催。いまでは京都・東京で毎年100反以上の注文を受注しています。

「百貨店では5月頭くらいからゆかたが並ぶので、珍しい色や柄もご提案できる2月にオーダー会を行っています」と、MIZUHOさん。

「例えば、こんな組み合わせも素敵ですよ」と、涼しげな反物に黒が効いた格子柄の帯を合わせて見せてくれます。あえて似たような色柄の組み合わせで、差し色はパッと明るい色を帯締めで。

その帯を軸に、色違いの帯締めを。キモノのコーディネートはデザインに差がないからこそ、色柄の合わせ方が肝であり、最大の愉しみ。そのパターンは無限大! もちろん、季節感も忘れてはいけません。夏のキモノは、とにかく涼しげに。質感で表現するのが腕の見せどころです。

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HOLICS編集部

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