あなたの世界が広がる♡「翻訳できない世界のことば」単位編

LIFESTYLE 2018.12.26

私たちの日常には、言葉では上手く説明できない行動や感情がたくさんありますよね。でも世界の言葉に目を向ければ、日本語にはない様々なシーンをピタッと表現してくれる言葉がいろいろあるもの。知ればきっと、アナタの世界はもっと広がっていくはず。そんな、世界中の“翻訳できない言葉”たちをご紹介します。

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ちょっと変わった、世界の単位を表す言葉集

世界には7000以上の言語があるとも言われています。その中には、日本語にはない感情や行動をひとことで表現した言葉もたくさんあるもの。知れば、その土地の文化を身近に感じられるだけでなく、アナタの心の世界も広がっていくはず。そんな世界中の“翻訳できない言葉”を紹介するこのシリーズ。今回は、単位にまつわる言葉をピックアップ。『翻訳できない 世界のことば』(創元社)の訳者である前田まゆみさんの解説とともにお届けします。

1 PISAN ZAPRA(ピサンザプラ)/マレー語

【意味:バナナを食べるときの所要時間 】

出典: 『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

バナナを食べるときの所要時間。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

皆さんは、バナナを食べるのにどれくらいの時間がかかるか、考えたことありましたか? ありませんよね。マレー語を話す東南アジアの国々では、バナナが身近な食糧であることから、こんな時間感覚を表す言葉が生まれたようです。

「バナナを食べる時間をひとことで表すなんて、お国柄が見えて面白いですよね。マレーの民謡では、人食い鬼は昼間はバナナの木に隠れているそうです。それくらい、バナナが身近な食べ物なのでしょうね。ちなみに、PISAN ZAPRAは一般にはだいたい2分ぐらいとされています」(前田さん)

次にバナナを食べるときは、どれくらいの時間がかかるか是非計ってみてください(笑)。

2 GURFA(グルファ)/アラビア語

【意味:片方の手のひらにのせられるだけの水の量】

片方の手の平にのせられるだけの水の量。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

続いては、変わった水の計り方を表すアラビア語を紹介します。

「アラビア語を話す土地は、砂漠が多く水が貴重だったから、“片方の手にのせられるだけの水の量”という感覚が生まれたのかもしれませんね。水が豊富な国に暮らす日本人からすると、両手でザパーッとすくってしまえばいいのに、と思ってしまいますが……(笑)」(前田さん)

自分たちが普段当たり前に享受している自然の恵みが、実はとても貴重なものだと気づかせてくれる言葉ですね。

3 PORONKUSEMA (ポロンクセマ)/フィンランド語

出典: 『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

【意味:トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離】

トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)
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HOLICS編集部

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