考えず、感じよう♡「翻訳できない世界のことば」で暮らし豊かに

LIFESTYLE HOLICS編集部 2018.12.19

私たちの日常には、言葉ではうまく説明できない行動や感情がたくさんありますよね。でも世界の言葉に目を向ければ、日本語にはない様々なシーンをピタッと表現してくれる言葉がいろいろあるもの。知ればきっと、アナタの世界はもっと広がっていくはず。そんな、世界中の“翻訳できない言葉”たちをご紹介していきます。

思わず異国の暮らしに思いを馳せる、ちょっと不思議な言葉集

世界には7000以上の言語があるとも言われています。その中には、日本語にはない感情や行動をひとことで表現した言葉もたくさんあるもの。知れば、その土地の文化を身近に感じられるだけでなく、アナタの心の世界も広がっていくはず。そんな世界中の“翻訳できない言葉”を紹介するこのシリーズ。今回は、暮らしにまつわる言葉をピックアップ。『翻訳できない 世界のことば』(創元社)の訳者である前田まゆみさんの解説とともにお届けします。

1 KARERU(カレル)/トゥル語

【意味:肌についた締めつけるものの跡】

出典: 『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

肌についた、締めつけるもののあと。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

「トゥル語は、インドの南西部の地方の言語です。腕時計や靴下など、肌を締めつけるものを着けると、跡が残りますよね。それをひとことで表す言葉が生まれたというのは、この地方ではあまり締めつけるものを身につけることがないのかな、と想像できて面白いですよね」(前田さん)

これは日本語にはない言葉。それゆえ今後は、肌についた靴下などの跡を見ると、「あ、KARERUだ」なんて思いそうですね!

2 MURR-MA(ムルマ)/ワギマン語

【意味:足だけで水の中で何かを探すこと】

足だけを使って、水の中で何かを探すこと。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

ワギマン語とは、絶滅の危機にさらされているオーストラリア先住民の言語です。

「MURR-MAは、実際に触れられるもの、触れられないもの(たとえば生きるうえでのいろいろな疑問など)にかかわらず、きっと見つけられるでしょう、という意味が込められた言葉。それにしても、足で水中の何かを探す、という行動をひとことで表す言葉が生まれるなんて、よほど毎日水に浸かる生活をしているんだろうなぁと想像させますよね」(前田さん)

今は見ることのできない先住民の暮らしも、言葉はリアルに想像させてくれます!

3 IKTSUARPOK (イクトゥアルポク)/イヌイット語

【意味:誰か来ているのではないかと何度も外に出てみること】

出典: 『翻訳できない 世界のことば』(創元社)

だれか来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出てみること。

『翻訳できない 世界のことば』(創元社)
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