ホリコ(29歳・会社員)年収380万、老後2000万問題に立ち向かう!vol.3

覚えるか覚えないかが人生の大きな分かれ道 〜投資編〜

LIFESTYLE HOLICS編集部 2019.11.30

崩れゆく終身雇用に、先送りになる年金。人生100年時代に突入し、もうすぐ30歳になる直前に漠然とホリ子は思っていた。「老後が不安……」。不安な老後を乗り切るための短期集中連載。ホリコと一緒に安心を手に入れましょう!

ホリコ:分散投資……!?

高山先生:景気がいい国もあれば悪い国もあるわけで、自分でそれらを調べて投資し続けるには、かなりの知識と勉強が必要です。投資というのは株だけでなく、債券や不動産など、様々な種類もあります。最近は、国内外の株、債券、不動産に分散投資しているバランス型の投資信託というものがあります。1本の投資信託を購入するだけで、国内外の株、債券、不動産に投資してくれているので便利です。分散投資といわれてもよくわからないという人は、8つの資産への分散投資をする投資信託を利用すると良いでしょう。8つの資産とは、①国内株式、②先進国株式、③新興国株式、④国内債券、⑤先進国債券、⑥新興国債券、⑦国内リート、⑧先進国リートのこと。つまり、この投資信託1本買うことで、世界中の資産に分散投資できていることになるわけです。

ホリコ:つみたてNISAでその投資信託を毎月買えば、世界の8つの資産に投資してくれるわけですね。

高山先生:そうです。昔からの投資の格言に「ひとつのカゴに卵を盛るな!」というものがあります。ひとつのカゴに卵を入れておくと、カゴを落としてしまったときに、卵は全滅してしまいますが、いくつかのカゴに卵を分けて入れておけば、ひとつのカゴを落としてしまっても、他のカゴに入っている卵は割れずにすみますよね。投資もいくつかの資産、いくつかの地域に分散投資をしておけば、例えば、日本の株が悪くても、外国の債券が良いという具合に、大きな損失にならない可能性が高いというわけなんです。

ホリコ:わかりました! 早速調べてはじめてみようと思います。先生、いろいろとありがとうございました! 一気にお金に強くなったような気がしています。

高山先生:老後2000万円問題とは言われていますが、これからの時代を考えると、決して絵空ごとの金額ではありません。もちろん、どんな老後を送りたいかによって将来準備しておきたい金額は人それぞれ違うと思いますが、何れにせよ、それなりにまとまった金額を準備しておく必要があります。ホリコさんはまだ若いので、これからでも投資を理解して味方につければ大丈夫です。昔と違って、銀行に預けるだけで2〜8%の金利がつく時代ではないので、これからの時代を歩んでいく人たちには投資は必要不可欠なもの。きちんと勉強をして、できる範囲からやってみましょう。投資を覚える、覚えないで人生が大きく変わってきますよ!

ホリコ:ありがとうございます! あのぼんやりとした不安が消えました! 今日から生まれ変わった気持ちで、お金に対して向き合っていこうと思います。

【お金を貯めるSTEP③】 少額から投資をしてみよう

第2回目でもお伝えした通り、大手銀行の普通用金の金利が0.010%という時代。ただ貯金をしておけば良いという時代は終わりました。高山さんのいう通り、投資を覚えるか覚えないかで、これから先の生活が大きく変わると言っても過言ではありません。

第3回にわたり連載してきたこちらも、今回が最終回。少しでも将来の不安が消えるよう、みなさんもホリコとともに将来の備えを意識してみてくださいね。

やることリスト

・100万円の貯金をキープする
・ポイント投資をしてみる
・つみたてNISAに加入する
・世界に分散投資をする

教えてくれた人

高山一恵 株式会社Money&You取締役 ファイナンシャルプランナー

FPとして活動をして以来、一貫して結婚、出産、夫の転勤、親の介護など人生の多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要不可欠だと思い、講演、執筆、個人マネー相談等さまざまなチャネルを通して、「女性」にお金の知識を伝えるべく精力的に活動を展開している。 明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演が人気。

高山さんの本が絶賛発売中です!

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