フラワーアーティスト前田有紀の「花と暮らそう」

料理をさらにおいしく。秋の食卓を彩るフラワーアレンジ

LIFESTYLE HOLICS編集部 2019.10.7

お店やイベント会場の装花やブーケの制作、移動型花屋「gui(グイ)」の運営など、さまざまなシーンで活躍するフラワーアーティスト前田有紀さん。家族で移り住んだ鎌倉で、育児に仕事に家事にと慌ただしくも充実した日々を送る前田さんが、花と暮らす楽しみをご紹介する人気連載。毎月第1月曜日、季節のうつろいとともにお届けします。

どんな料理にもすっきりと馴染む白いお花やグリーンのアレンジ

ぐっと秋めいてきた今日この頃。“食欲の秋”という言葉がありますが、食べることが大好きな私は、ご飯の献立を考えるのが楽しい時間です。

では、秋の食卓にはどんなお花が似合うでしょう。

秋ならではの色味を堪能するのも楽しみのひとつ。例えば、ブルーやグレーなどの色つきのガラス花器とオレンジ・ブラウン系のお花たちを合わせると、お部屋の中がとても秋らしくなります。今回は秋に種類が多く出回る菊をメインにブラウン系のお花を飾ってみました。お皿もブラウンで合わせるとより統一感が生まれます。

ダイニングテーブルに花を飾るとき、花器の高さは10cmくらいと低めのものをセレクトすると、料理と馴染みやすくバランスよく仕上がります。

秋の季節感がある深い色合いの季節のお花はもちろんですが、どんな食卓にもすっきりと馴染む白い花やグリーンは合わせやすくて初心者の方にもおすすめ。

ちょっぴり実物をくわえて、秋らしさもプラスすると上手に季節感と食卓の彩りに明るさをプラスするコーディネートができます。「そろそろ涼しくなったから部屋に花でも飾ろうかな?」という方。セレクトに迷ったら白系のお花を選べばハズレがないはずです。

キッチンでは白いプロテアを飾っています。

さてさて、この秋は「やったことがない料理にチャレンジしよう」と自分なりのテーマを設定してみました。

忙しいと作りやすいものばかりセレクトしてしまうのですが、最近ははじめてのレシピにもかなり挑戦しています。

まずひとつめは土鍋ご飯。ずっと炊飯器を使っていたのですが、ひょんなことから土鍋で炊くようになり、すっかり土鍋ご飯が定番メニューに。この秋は炊き込みご飯も土鍋で作っています。キノコと人参と油揚げをダシと一緒に炊き込んで。鍋ごと食卓において、家族の目の前でよそって食べられるのも良いですね。普段食の細い息子にも大人気で、よく食べてくれました! 

そして、もうひとつ作ってみたかったものは、バナナケーキ。うちにオーブンがないため今まで作ることをためらっていました。でもよくよく調べてみると「炊飯器で作れる!」ということがわかったのです。一番大切なのは完熟したバナナを用意すること。バナナの甘さでお砂糖が控えめでも十分甘いケーキができあがります。

材料:バナナ3本、ホットケーキミックス100g、牛乳50g、卵2個、バター少々、砂糖少々
作り方:①ボウルに完熟したバナナを入れ、好みの大きさにつぶす。②①にバター、卵、砂糖、ホットケーキミックスの順に入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせる。③耐熱容器に入れ180度に余熱したオーブンで30分焼く。

簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

前田有紀(まえだ・ゆき) フラワーアーティスト

元テレビ朝日アナウンサー。サッカー情報番組「やべっちF.C.」のアシスタントMCなどで活躍後、イギリス、都内のフラワーショップで修行を積み、フラワーアーティストに転身。店舗やイベント会場のフラワーデザインなど、活動は多岐に渡る。2018年には、自身初のオリジナルブランド、移動花屋gui(グイ)をオープン。プライベートでは一児の母。

前田有紀さんのインタビューはこちら

文/前田有紀

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