睡眠は、カラダをリセットするための大切なもの。でも、ホルモンの分泌や生活リズムで、睡眠の質は大きく変わってしまいます。睡眠が変われば、カラダも変わる! 睡眠時間をより上質にする方法を、いろいろな角度からご紹介します。
寝起きがスッキリしなかったり、眠りが浅いと感じたり。熟睡できているときと何が違うのかと思っていたら、睡眠はホルモンの分泌に影響されるデリケートなものだそう。さらに、生活リズムが乱れると、眠りは浅くなってしまいます。深い睡眠を取るためには、昼間は活動的に過ごして、夜はリラックス。なるべくスマホやパソコンを避け、食事を寝る3時間前までに済ますなどのメリハリが大切だそう。睡眠時間こそが、キレイを作るゴールデンタイム。睡眠の質にとことんこだわって、カラダを変えちゃいましょう!
「深いノンレム睡眠を得るために24時前には寝ましょう。朝は朝日を浴びると、それを合図にメラトニンの分泌が止まり、夜に正しく分泌されるので、毎朝決まった時間に起きて朝日を浴びること。日中は活動的に過ごして自律神経のうちの交感神経を活性化させると、反動で夜にリラックスをもたらす副交感神経が優位になりやすくなり、寝つきやすくなります」( 医学博士・精神科医 内田直先生)
VOCE2016年11月号
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。睡眠障害やうつの治療を得意とし、埼玉県・大宮に睡眠専門の「すなおクリニック」を開業。
http://sunao.clinicストレッチでカラダを適度にほぐしてから眠ると、眠りに入りやすく、質の良い睡眠が取りやすくなります。ホルモンバランスが整い、代謝が良くなる効果も。
四つん這いになって、お尻をかかとの方に引きながら両手を伸ばします。頭をその間に入れて10秒間キープ。2セット行います。
うつぶせで、両手を顔の横に置いた状態から、状態を起こします。お腹が伸びた状態で10秒キープ。これも2セット行います。
横向きに寝て、左手で左足首を持ち、そのかかとをお尻まで持っていきます。かかとをお尻につけたまま、ひざを後ろに引き10秒キープ。反対側も同様に2セット。
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