今も、この先も、ずっと美肌でいたい……。日々自分なりのお手入れはしているけれど、迷いもあるのがアラサー世代。「美肌を育て、美しく見せる極意って?」5名の美容賢者がその疑問に答えます。
「ほかの何者かになりたいと思うと、スキンケアもメイクも、途端に苦しくなる」(松本)
「悩みは、突き詰めるとアイデンティティとエイジングのふたつ。『誰か』や『若さ』に捉われず、今を思いきり綺麗にしようという気持ちが大切」(吉川)
「特定の年齢を指す『若い』に対し、『若々しい』は年齢を超えたところにある生命感を指すんじゃないか、と。メイクの役割は、疑似生命感を作ること」(吉川)
「肌のみならず、生き生きと生きることが印象を美しくする」(松本)
「引きの目線を持ちながらも、日々チューニングをして『昨日の私』にリセットする小さな努力も必要。それができれば、肌はいくつになっても育つと思います」(松本)
「自分をこまめに更新していくことこそが、美しさ」(吉川)
「スキンケアで美肌を作るのに、ベースメイクで隠す、それって矛盾してませんか? ふたつのゴールは同じ。それを目指せば、必然的にベースメイクが薄くなるはずです」(吉川)
「ツヤやハリはスキンケアで仕込む、そう考えるとベースメイクの正解が見えてくる気が」(松本)
「『若い肌』じゃなく『好きな肌』を目指すほうが魅力的に見える気がします」(松本)
「スキンケアで作った最良の質感を保ちながら、スキンケアでは隠しきれないトラブルだけを隠す。すると、仕上がりが自然になると思います」(吉川)
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